ヴァイオリン弾きのドイツ便り yangviolin.exblog.jp

ヴァイオリン奏者・梁洋子のblog ラインランド・プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団に在籍。 ドイツ&楽団員生活の備忘録♪


by yangja_yoko
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コンサート備忘録の続き♪


3. Musikfest in Speyer (2017.6.29-7.2) &コール元首相のお葬式

シュパイヤーでの音楽祭。今年のテーマはメンデルスゾーン。
オープニングとクロージングコンサートを弾きましたが、
いくつかのコンサートはキャンセルに。
というのも、ドイツの元首相ヘルムート・コール氏が先日亡くなり、
お葬式がシュパイヤーの大聖堂で行われることになったのです。
あのドイツの再統一、またEU統合に向けて深く関わった首相で
ドイツ人、ヨーロッパ人にとって大事な人物。
シュパイヤーでの式にはうちのオケも演奏で参加しました。
その日演奏した同僚たちはみんな感動したようです。
メルケル首相など要人の前で、ドイツだけでなくアメリカやロシア音楽など
元首相の功績を辿るようなプログラムを演奏。
プログラムを決めた指揮者はナイスだった!と同僚たちが褒めていました。たしかに!


4.Weilburger Schlosskonzerte (2017.7.7 &7.8)

毎年この時期にあるヴァイルブルクのお城の音楽祭でした。
ここはスターソリストも来るし、いつでも大人気です~。
うちのオケは二日間コンサートをしましたが、二日とも大盛況でした。

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お天気が良ければ、お城の中庭にこうして椅子を並べてオープンエアコンサート。
コンサート中、小鳥が鳴いてちょっとタイミングが悪かったりするんだけど(笑)、可愛い。

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舞台が小さすぎて見えないですが、あの奥に舞台があります。
あの出窓の下の、あの小舞台にオケがのります。ぎゅーっと、のせます。。。

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Hof(中庭)から外に出たら、大きな庭園があり、コンサート休憩中に
お客さん(や出演者も)そちらに出て、くつろぎます。
お酒など、ちゃんと売られていて。私も飲みたい、、、
ふらふらとお散歩していたら「今日のプログラムの組み合わせは面白いわ!」と
ご婦人に声をかけられました。ちなみにモーツァルト、バーンスタイン&ガーシュインのこと。
「さっきのモーツァルトは繊細で素晴らしかったわ」と。
お客さんたちにとって、この休憩時間はコンサートの大事な一部みたいです。

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高台にあるお城なので、眺めも良いです!
でもね、お客さんたち、もうね、くつろいでお酒飲んでいらっしゃるので
コンサート会場のHofに全然戻って来られないの。
休憩終わりの合図・生ファンファーレとかあってもイマイチ効果ないので
最後は係の人が手をたたきながら「はいはい、終わり~休憩終わりです~」って呼び込み。

音楽祭はまだまだ8月まで続くみたいです!
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# by yangja_yoko | 2017-07-10 04:08 | -Concerts

ここ数日、暑くてたまらないドイツです。
シーズンも終わりに近づいて来ました。
もうすでに夏休みに入って旅行をはじめた同僚もいますが、
私は今シーズンは最後の最後まで弾きます166.png
リサイタルが終われば、お仕事をのんびり~と思っていましたが
いやぁ、そうはいかないですね。結局、色々と気忙しかったりしておりました。



最近のコンサート備忘録です♪

1. Bruckner in den Domen (2017.5.26 & 5.27)
ブルックナーの交響曲を世界遺産の大聖堂で弾くシリーズ。
今回は1番と5番をそれぞれSpeyerとWormsで演奏しました。
ブルックナーと言えば大編成ですが、それを天井の高い大聖堂で演奏すると
一人ひとりの奏者はオーケストラという大きな楽器の小さな一部になるのみです。
自分の音は聴こえるようで、聴こえていません。
オルガンの鍵盤の一つずつになって、みんなで大聖堂のオルガンを
ジャーーーンと鳴らすかのように、大曲を少しずつ紡いでいきます。
来シーズンはじめに2番と9番を弾いたら、これでブルックナーコンプリート。
さぁ、これでいつでも何番でもブルックナーを弾けるよ!と言えれば良いですが、
そうもいかないのがブルックナーの難しいところ。でも、私は好きです。

2. フィルハーモニー in ベルリン (2017.6.13)
今シーズン二度目のオーケストラベルリン公演でした。
ケルンのフィルハーモニーもそんな感じがしましたが、
ドイツは良いホールでも意外と舞台は大きくないんだなと思うのは私だけかな。
日本のホールは舞台上もゆったりスペースがあったような記憶が。。。
それとも、こっちの楽団のみんなの身体が大きいから、そう思うのかな?109.png
そんなことを思いつつも・・・
何度弾いても、ベルリンのフィルは音響も良くて弾きやすいです。

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# by yangja_yoko | 2017-07-10 04:02 | -Concerts

ようやく暖かくなってきたドイツより、こんにちは。
先日…と言っても、3週間以上前になりますが(^^;)
おかげさまでリサイタルを終え、ドイツに戻って来ました。
日本でのリサイタルは実に9年ぶり。
たくさんのお客様にお越しいただき、これ以上に有難いことはないです。。。
本当にありがとうございました!

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今回、演奏させて頂いた会場のザ・フェニックスホールは
音響、立地、雰囲気ともに素晴らしいホールであることはもちろん
関西出身の音楽家たちには別の思い出(?)もある場所ではないでしょうか。
私もその一人、ここは“毎コン”こと“日本学生音楽コンクール”の会場でして
その昔、ここでたくさん刺激を受けながら、また悔し涙、嬉し涙を流した場所です。
(何年前かと考えると・・・・・・遠い目になりますが。)

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コンサート前もですが、当日も裏で表で、たくさんの方にお世話になりました。
久しぶりに舞台で弾かせてもらうフェニックスホール。
リハーサルでバッハを弾きながら、改めてホールの響きと綺麗な音色を実感。
本番もそんな余裕でもって味わいながら弾ければ最高なんですが。。。

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今回のリサイタルのプログラムは非常に気に入っているのです。が。
実は私の中で隠れテーマ(?)「鍛えなおし」というのがありまして…。
今のドイツの楽団に入って7シーズン目。
オーケストラでコンサートを弾かせてもらいながらレパートリーは格段に増えました。
コンサートツアー、CD録音、なんでも来いの毎日。
でも、ソロを勉強して弾く機会は、圧倒的に少なくなりました。
そんなことを考えていたら、今回、私にとって凄く分厚いプログラムに。大変だったぁ。。。
多彩なヴァイオリン音楽の魅力を楽しんで頂いていたら嬉しいです。

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リサイタル開催にあたってお世話になった方々、
時間を共にして音楽に聴き入ってくださり、
あたたかい拍手、感想のメールやお手紙などをくださった沢山のお客様、
そして演奏もプライベートも支えてくれた先輩の嶋田理恵さん!
皆様、本当にありがとうございました。また、精進いたします!

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リサイタルの後、翌々日にドイツに戻り、仕事が始まりました。
あとは夏休みに向けて一頑張りするのみ!
数か月間行けてなかったジムも再開して、大きなドイツ人に交じって走ってます~。
季節がよくなってきたので、また何か面白いドイツ便り&楽団便りができたら致しますね!






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# by yangja_yoko | 2017-05-13 17:22 | -Concerts

こんにちは。数ヶ月ぶりの投稿です・・・。
言い訳ではないですが、とにかく、忙しかったこの数ヶ月!
例年の仕事に加え、国内ツアー、CDの録音5枚。ドイツでしっかり働きました。
そして、現在は日本に一時帰国しまして、ソロリサイタルを準備しています。
ドイツ生活10年目。
改めて、ソロを弾く事への想いが駆け巡ります。
詳細な情報は、以下の通りです。
会場でたくさんの方にお会いできますと幸いです♪


梁洋子 ヴァイオリンリサイタル 
2017年4月15日(土)14時開演(13時30分開場)
出演: 梁洋子(ヴァイオリン) 嶋田理恵(ピアノ)
会場: ザ・フェニックスホール
   (梅田新道・東南角 あいおいニッセイ同和損保フェニックスタワー内)
曲目: バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番 
    J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調BWV1004    
    ブラームス:ヴァイオリンソナタ第2番イ長調op.100

    サン=サーンス(イザイ編):ワルツ・カプリス

料金: 前売り券 一般 ¥3,000 学生 ¥1,500 ペア ¥5,000

問い合わせ先: 梁洋子コンサートマネジメント music.office.yang@gmail.com

        ホールチケットセンター TEL 06-6363-7999

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# by yangja_yoko | 2017-04-06 15:16 | -Concerts

先週、今週のコンサート


早いもので12月。クリスマスマーケットも始まりました。

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花火が始まった瞬間。みんな歌をうたってご機嫌でした~!


楽団の方も、良いプログラムでコンサートが続いています。
先週はラヴェル&ジナステラのフランス/スペインプログラム。
ラ・ヴァルスからジナステラのチェロ協奏曲、そして
スペイン狂詩曲、亡き王女のためのパヴァーヌ、道化師の朝の歌、ボレロ
指揮者のシュテフェンスがこの4曲で“スペイン交響曲”と称していました。
ラヴェルのオーケストラ作品は本当に色彩豊かで、音が跳びだします。
そして、個人的にはパヴァーヌの最初のホルン同僚のあまりに美しいソロにブラボー。
ボレロは、足元から頭までじわじわやってくる興奮で、
お客さんも大喜びしてくださいました。いつでも、盛り上がる曲ですね!

来週は、シェーンベルク、ショスタコーヴィチ、ブラームス。
ショスタコーヴィチはまたまたチェロ協奏曲です。ソリストは売れっ子Julian Steckel氏 。
彼はいつもピカイチの技術と集中力で凄まじい演奏なので、楽しみです。
前週とは打って変わって、どっしりとしたプログラム。
音楽を通して旅をする、とはこのことですね。


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直火でラムのお砂糖を溶かすFeuerzangenbowle!





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# by yangja_yoko | 2016-12-04 21:30 | -Life